奥川恭伸、ブルペンでプロ入り最多71球

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新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当初目指していた4月24日の開幕を断念し、無期限延期が決まり暗いニュースが目立つプロ野球界ですが、ヤクルトのブルペンにはあのルーキーに関する頼もしい報道が入ってきました。

右肘の炎症でキャンプ入りこそ出遅れた奥川恭伸投手(1年目=星稜高校)ですが、3月24日に戸田球場でプロ入り後8度目のブルペン入りし、最多の63球を投げ込みました。チームのエース格である石川雅規、小川泰弘らが見守る中、変化球を交えて先輩投手を唸らせました。小川泰弘いわく、「右打者がのけ反るようなスライダー」と絶賛。しかし本人は満足いっていない模様で、まだまだ状態を上げられると、4月以降の実戦登板に向けて順調にステップアップしています。

次に予定されていた28日のブルペン入りは、全体練習の休止により見送られたものの、練習再開後の4月2日には9度目となるブルペン入りし、当初予定の50球を上回る71球を投じた。

プロ入り1年目から公式戦の日程調整がままならないなど、未曾有の危機に直面して本人は消化不良も感じているかもしれませんが、実戦以外の体力トレーニングに集中することも出来る機会だと捉えることもできます。コロナの猛威が収まり、実戦が出来る状況になれば早くに実戦デビューが見られるかもしれません。


引用:
https://hochi.news/articles/20200324-OHT1T50312.html
https://hochi.news/articles/20200403-OHT1T50040.html
https://www.sanspo.com/baseball/news/20200329/swa20032905010002-n1.html

2020年4月4日更新
執筆者:yoshi-kky