東京五輪2020の延期が正式に決まりました。
プロ野球界やスポーツ界のみならず、あらゆる方面に大きな課題が山積みであり、特に開催国である日本への影響度合いはとても計り知れません。
この記事では、プロ野球界における影響を考察していきます。
まず、五輪代表が最低でも1年以上後ろ倒しにされることにより、代表選考が確実視されていた選手に海外移籍の可能性が出てきます。
例えば、ヤクルト山田哲人選手や巨人菅野智之選手らは今季ポスティングでのメジャー挑戦の可能性があり、五輪代表メンバー選考への影響が大きく関わってきます。
もちろん、現在日本球界をリードしているような選手でも、一年後にはどういう状況になっているかは確実ではありません。
そもそも、野球の代表で言えば2021年にはWBC開催が予定されています（2020年にはWBCの予選も予定されています）。五輪延期が決まったことにより、WBCのスケジュールも再考の必要が出てくるでしょう。
いずれにせよ、史上初のケースとなった五輪延期で、各方面に与える影響は計り知れないものがあります。
現段階でもコロナウイルス感染拡大の対応に四苦八苦している状況ですが、引き続き決定機関各位においては、選手や関係者およびファンの人命を第一にするような処置を施してほしいです。
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