高津監督が腰かけるゲーミングチェアの正体とは?AKRACINGの座り心地や宣伝効果

20200809-takatsu
Pocket

最近、神宮球場で高津監督がなんだか仰々しい椅子に腰かけているシーンを見かけませんか?これ、AKRACING(エーケーレーシング)というブランドのゲーミングチェアで、球団側から手配された椅子であると言われています。

今回は、AKRACINGの椅子について情報を見ていきましょう。

高津監督がゲーミングチェアに!?

AKRACINGのゲームチェア
試合中、ゲーミングチェアに腰かけて戦術を練る高津臣吾監督(画像はフジテレビ中継より引用)

2020年8月頃から、神宮球場での野球中継に見慣れない光景が話題になっています。

ヤクルトの高津臣吾一軍監督が、古びたベンチには似つかわしくない仰々しい椅子に座っているのです。背中にはAKRACINGの文字があり、同社のゲーミングチェア(ビデオゲームプレイヤーが快適に座れるように開発された椅子)であることが分かります。このゲーミングチェアは、高津監督の私物という噂やスポンサーからの提供物という噂が飛び交っていますが、一体この椅子は何者なのか。正体を探ってみましょう。

ゲーミングチェアは球団からの贈り物?

AKRACINGのゲームチェア
ユニフォーム右胸にあるXFLAGのスポンサーロゴ(公式フォトギャラリーより引用)

球団やAKRACINGから公式情報は出ていないものの、このゲーミングチェアは球団側がベンチに設置した可能性が高そうです。というのも、このゲーミングチェア、ビジター席にも設置してあるんですよね。

そもそも監督はベンチに腰かけることが多いものの、事務職のように座りっぱなしではなく、立って戦況を見守ることも多いわけですし、監督が私物として持ち込んだとは考えづらいです(選手やコーチの建前上、自分だけ特別な椅子に座るってのも変ですし)。

以上のことから、球団側が宣伝効果を期待してAKRACING社からゲーミングチェアの提供を受け、ベンチに設置した説が有力であると考えています。ここら辺のスポンサー情報は、もしかしたら近日中にアナウンスがあるかもしれません。

ところで、ヤクルトは2019年シーズンよりeSPORTSなどを手掛ける「XFLAG」と業務提携しています(ユニフォームのロゴにありますよね)。eSPORTSとゲーミングチェアは業種的に非常に密接なものがあるので、その宣伝効果は大きいものがあるでしょうね。

外部リンク:XFLAG https://xflag.com/news/20190219_01.html

追記:テックウインド社との協賛

8月18日、AKRACINGの販売を取り扱っているテックウインド社より、ヤクルトの公式戦における提携が公式に発表されました。

長いシーズンを戦う監督に快適な座り心地を提供しています。

9/5(土)の神宮球場で行われる中日戦では協賛を行い、ゲーミングチェアの認知拡大を目的としたイベント、キャンペーン等を実施します。

外部リンク:テックウインド社 https://www.tekwind.co.jp/AKR/information/entry_991.php

AKRACINGとは

さて、高津監督が腰かけるゲーミングチェアを販売するAKRACINGとは何者なのか。概略を見ていきましょう。

AKRACINGとは

AKRACINGとは、古くはレーシングチェアを作っていたメーカーで、日本では2015年よりテックウインド社が代理店となってゲーミングチェアを販売しています。「eSPORTS WORLD」や指原莉乃さんの「さっしーのe部屋」のスポンサーとなっており、見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

座り心地

プロゲーマーは一日に何時間も椅子に座るため、腰や肩への負担が非常に大きいとされており、ゲーミングチェアはその負担を軽減させることに大いに貢献してくれます。

首への負担を軽減するための「ヘッドレスト」腰への負担を軽減するための「ランバーサポート」、さらにはリクライニング機能も備わっており、ゲーマーだけでなく、事務作業の多いビジネスマンにとっても大事なパートナーになるアイテムです。

ゲーミングチェアの種類

高津監督の座っているモデルは「Overture」モデルとされています。

Overture(=序曲)の名が示すように、”静寂の中から生まれる新しい音”をデザインコンセプトにした、スタンダードなモデルです。ゲーミングチェアとしてはもちろん、デスクワークのお供としても最適です。詳細情報は下記リンクにございますので、是非ご覧ください。

おわりに

AKRACINGのゲームチェア
チームの今季スローガン「NEVER STOP!」

高津監督が腰かけるゲーミングチェア、非常に座り心地が良さそうです。

高津監督の率いる東京ヤクルトスワローズは、現在セリーグ3位。夏場にかけて打線がちょっとへばり気味ですが、高津監督の出身ポジションでもあるリリーフ投手は若手が次々に台頭してきており、非常に活気があります。

チームの主砲・村上宗隆選手やキャプテン・青木宣親選手がベンチ内を盛り上げており、このAKRACINGのゲームチェアも話題を攫っていることでしょう。神宮のベンチでひと際存在感を放つAKRACINGのゲームチェアと共に、高津ヤクルトの今後の躍進に注目しましょう!

脚注

2020/08/10

yoshi-kky