いよいよ球春!プロ野球シーズンインの前に、選手名鑑が各社から一斉に発売されました。顔写真付きのプロ野球名鑑は野球観戦に必須のアイテムです。おすすめのプロ野球選手名鑑のレビューをまとめました。
プロ野球選手名鑑はどれがおすすめ?
各誌が販売しているプロ野球選手名鑑。
基本的に、選手の情報が載っているのは同じなんですが、出版社によって特色が割れています。
選ぶ基準は?
・本のサイズ
・コラムの充実
・データ量
本のサイズ
一番重視するべきなのは、本のサイズではないでしょうか。
選手名鑑では「家でじっくり読みたい人」と「野球場に持ち運びたい人」に分かれます。私のように両用したい人も多いでしょう。
ポケットサイズで持ち運べる<A6版>がおすすめ。充実したデータでじっくり読みたい人には<B5版>がおすすめです。
(参考:用紙のサイズ)
A6:105mm × 148mm⇒片手に収まるぐらいのポケットサイズ
B5:182mm × 257mm⇒週刊誌などに多い標準サイズ
A4:210mm × 297mm⇒A6の4倍、持ち運びには不便だが見やすい
データ量
選手名鑑はプロ野球に関するデータの宝庫。
打率や防御率のようにNPBで公表されている数値はもちろん、UZRやWARなどの数値を知ると、プロ野球観戦がもっと面白くなります。
参考:OPSに関する解説<OPSとは強打者が分かる指標。村上宗隆を例に見ていこう>
データスタジアム社のようにセイバーメトリクスを専門に取り扱っている出版社は充実のデータ量です。
推しの選手がセイバー視点でどんな数字を残しているのか、思わぬ発見があったりします。
コラムの充実
選手名鑑はデータの羅列になりがちなもの。
そんな時に箸休めになるのがコラム。
例えば、球場グルメなどの情報を見比べることで新たな発見があるかもしれません。
あとは、プロ野球選手名鑑には「選手寸評」というものがあります。
選手寸評には各誌のクセがあって、クスッと笑えるようなものもたくさんあります。選手の意外な一面が知れるかもしれません。
プロ野球選手名鑑おすすめ5選!
実際に販売されているプロ野球選手名鑑のおすすめ5選を紹介!
選手名鑑選びの材料にしてみてください。
圧倒的なデータ量!データスタジアム『2022プロ野球オール写真選手名鑑』<B5版>
おすすめポイント
セイバーメトリクスなど圧倒的なデータ量!
まず、おすすめしたいのがデータスタジアム『2022プロ野球オール写真選手名鑑』
データスタジアム社はスポーツのデータ解析を専門とする会社で、セイバーメトリクスという手法で独自のデータを算出しています。
セイバーメトリクスとは、例えばWARという選手の総合的な貢献度を数値で表すものなど。
投球内容や打撃内容が詳細に残されており、この本を読めば選手の活躍が如実に思い浮かべるでしょう。
これ一冊あれば、プロ野球についての楽しみ方が広がります。
選手名鑑の外観はこんな感じ。
寸評にはユニークなものが多く、例えばヤクルトの高梨裕稔投手は「ダミーの人形をよく壊している」など記されています。
ユニークですね!
持ち運びに最適!ベースボール・マガジン社『プロ野球カラー名鑑』<A6版>
おすすめポイント
コンパクトに野球場へ持ち運べるサイズ!
持ち運びに便利なのがベースボール・マガジン社『プロ野球カラー名鑑』
1958年発行の週刊ベースボールでお馴染みのベースボール・マガジン社は選手名鑑でも長い歴史を数えています。
ポケットサイズのA6サイズで、10㎝×15㎝と軽いバッグにも入れられるお手軽サイズです。
ちなみに、A4サイズの大きなものもあるので、ゆったりスペースで読みたい人はそちらがおすすめ。
コラムが充実!日刊スポーツ『2022プロ野球選手カラー名鑑 保存版』
おすすめポイント
コラムが充実!
日刊スポーツ『2022プロ野球選手カラー名鑑 保存版』はコラムが充実。
球場別のおすすめグルメなど、スタジアムの楽しみ方などを思い出しながら楽しめます。
2022 プロ野球全選手カラー写真名鑑 (週刊ベースボール2022年2月24日号増刊)
2022 プロ野球全選手カラー写真名鑑 (週刊ベースボール2022年2月24日号増刊)は週間ベースボールの増刊号。
毎年、一足早めに出るプロ野球名鑑で、選手名鑑と一緒に通常の記事も楽しめます。
解説者情報が豊富!ミライカナイ『12球団全選手カラー百科名鑑2022』【A5判】
おすすめポイント
解説者情報が豊富!
ミライカナイの『12球団全選手カラー百科名鑑2022』は解説者情報や審判員、記録員の情報などが充実しています。
選手だけでなく、審判員や記録員の情報も知りたいという方におすすめです。
脚注
2022/02/19