次世代にブレイクする若手スターは誰だ!?
2022年は長岡秀樹や木澤尚文らの台頭でリーグ連覇を果たしたヤクルト。2023年も若手の底上げは重要課題となっています。
3連覇へ向けて欠かせない注目の若手をチェックしましょう。
目次
2023年ブレイク予感の次世代若手スター
リーグ連覇を果たしたバックグラウンドでは2023年シーズンの台頭に向けて多くの若手選手が確かな爪痕を残しました。
投手部門、野手部門、育成部門に分けて2人ずつ紹介していきます。
投手①:山下輝:怪我克服が課題か
投手から注目したいのは2年目を迎える山下輝投手。
法政大からドラフト1位で入団した昨季はシーズン終盤に1軍デビューすると9月30日の広島戦(マツダ)でプロ初勝利をマーク。
日本シリーズでも第5戦で先発しました。
188㎝の高身長から制球よくストライクを稼ぎ、落ち着いたマウンド捌きが魅力。
実戦で新球種「ワンシーム」を試すなど器用な一面もあります。
大投手の片鱗を見せる山下の気がかりな点が故障などのコンディション面でしょう。
大学時代からトミージョン手術を経験するなど故障の多かった投手ですが、ドラフト指名直後に疲労骨折が判明するなどコンディション面での不安が目立ちました。
2023年春季キャンプは1軍メンバーに帯同が決定。
将来はチームの中心選手に成りうる逸材だけに、1年間しっかり投げられるコンディションに励みたいところです。
山下ここに注目!①ファッションセンスをチェック!
オフシーズンにファンを騒がせたのはファン感謝祭での出来事。
「ヤングスワローズの私服選手権」で木澤投手らがこだわりのファッションを見せるなか登場したのはチェックシャツに身を包んだ山下投手。
ポーカーフェイスのマウンドからは想像できない茶目っ気でファンを喜ばせました。
投手②:竹山日向:MAX154キロ鮮烈デビュー
将来性豊かな投手として注目したいのが高卒2年目を迎える竹山日向投手。
享栄高からドラフト5位で入団した2022年は7月頃から実戦のマウンドへ。
高卒1年目ながらシーズン終盤の消化試合で1軍デビューを果たすと甲子園のマウンドで阪神の強打者を相手に3者凡退の圧倒的ピッチング。
ブルペンではMAX154キロをマークするなど将来性抜群の竹山には「山本由伸2世」との声も。
同じく高卒下位指名から球界のエースに成長した大投手の足跡をたどれるでしょうか。
高卒2年目ながら春季キャンプでは1軍帯同が決定。
未来のエースが辿る軌跡に注目です。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) October 2, 2022
投手陣にも新しい息吹
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ドラフト5位ルーキー
竹山日向(たけやまひゅうが)プロ初登板
1回完全投球
⚾プロ野球 (2022/10/2)
🆚阪神×ヤクルト
📱Live on DAZN#swallows pic.twitter.com/qJKx4CdOtJ
野手①:丸山和郁:持ってる男
ルーキーシーズンは記録以上に鮮烈な印象を残した丸山和郁選手。
主に守備固めや代走要員で71試合に出場すると、9月25日のDeNA戦(神宮)では優勝を決めるサヨナラタイムリーを放って時の人となりました。
オフシーズンは優勝旅行のハワイにバットを持参するなど無休トレを敢行。
「持ってる男」の2年目に注目です。
野手②:武岡龍世:同期ライバルとの競争
昨季ゴールデングラブを獲得した長岡秀樹に負けないポテンシャルを持っているのが長岡と同期の武岡龍世。
春季キャンプから長岡と共に1軍へ帯同するも、1軍出場はわずか7試合のみ。同期の長岡とはずいぶん水をあけられてしまいました。
生き残りへ向けて正念場の4年目を1軍キャンプで迎えます。
育成①:下慎之介:高卒3年目将来有望左腕
育成投手ながら鮮烈な印象を残したのが高卒3年目を迎える下慎之介投手。
昨季ファームで16試合に登板して4勝をマークするなど実戦の登板経験は十分。
高津監督が求める左の先発投手として期待されます。
3年目の今季は2軍西都からのスタートになりましたが、支配下登録へ向けてアピールを続けています。
下ここに注目!②Twitterをチェック!
下慎之介で注目したいのがTwitter。
近況やチームメイトとの絡みをSNSで報告してくれます。
自虐ネタあり、先輩弄りありと下投手の人柄の良さが伺えます。
Twitterを始めてちょうど1年となりました!いつもありがとうございます!
— 下 慎之介 (@shin_shimo_) January 31, 2023
明日から頑張っていきます!よろしくお願いします!
育成②:松井聖:強打のユーティリティ捕手
松井聖選手は3年目を迎える強打のユーティリティ捕手。
捕手ではなく内野や外野もこなせる選手です。
昨季ファームでは.281と3割近い数字を残し、6本塁打をマークするなど長打力も十分。
ヤクルトは支配下捕手が5名のみと、実は捕手の人数が少ないポジションとなっています。
今季は左打の捕手と同タイプの橋本星哉捕手(育成1位)が入団しましたが、ライバルと共に支配下の枠を勝ち取れるでしょうか。
春季キャンプへ!
チームは2月から春季キャンプを迎え、3連覇へ向けてのシーズンが始動します。
「さあ、行こうか!」のチームスローガンと共に期待の若手がどれだけ爪痕を残せるかに注目です!
2023シーズンのチームスローガンが決定!!
— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) January 30, 2023
「さあ、行こうか!」
TEAM SWALLOWS 2023
髙津監督が自ら筆を取り、スローガンを書き上げました。
今シーズンも皆さまの熱いご声援をよろしくお願いいたします。#swallows#さあ行こうか! pic.twitter.com/qwVlM86kkb
脚注
2022/12/20