2021/03/14 ヤクルト5-4中日 @明治神宮野球場 4,991人 奥川、宮台、田口らが登板。濱田の打撃覚醒止まらず。
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中日 300 100 000 R4 H10 E0
ヤクルト 031 100 000 R5 H9 E2
勝:田口麗斗 S:星知弥 負: 柳
ヤクルト:なし
中日:平田
ヤクルト:奥川恭伸、宮台康平、田口麗斗、金久保優斗、星知弥-中村悠平、嶋基弘
中日:柳、福、木下―木下、加藤
ヤクルトは奥川恭伸が先発し、2.2回を3失点という内容だった。
打っては6番に入った打撃好調の濱田のタイムリーなど、効果的に得点を重ねて3点差を逆転。打線は濱田のバッティング向上をきっかけに上向きの兆候を見せている。
試合は5対4でヤクルトが勝った。
先発した奥川は昨年シーズン最終戦以来の神宮での登板。
奥川は初回、ランナーを溜めて一発を被弾も、4奪三振と随所にポテンシャルの高さを見せた。
この日はストレートの勢いがなくシュート回転。制球に苦しんでいる様子があった。
一方で、スライダーの制球は素晴らしく、打者の空振りを誘えた。プロ2年目にして慎重に調整を続けているが、この時期は結果よりも内容が重要。一発を被弾してしまったが、打たれたことにより1軍の打者のイメージがより鮮明になったのではないか。
宮台康平が2番手として移籍後初の神宮のマウンドに上がった。
大学時代に躍動した神宮でのマウンド、トライアウトでも好投した場所でのデビューは得意のチェンジアップで空振り三振を奪うなど、好リリーフを見せた。
二死満塁という難しいシチュエーションであったものの、京田相手にフルカウントから決め球のチェンジアップが有効だった。
ヤクルトでは左腕投手が不足気味であり、長谷川に続く左のリリーバーの台頭が求められる。この日の好投で1軍メンバー入りへアピールになったのではないだろうか。
この日もバットで目立ったのが高卒3年目の濱田。
相手投手柳のカーブを上手く溜めて打ち返し、反撃の狼煙となるタイムリーを放った。
先日見せたようなレフトスタンドへの思い切りの良い打球も魅力ではあるが、右打者の濱田がライト方向へ力強い打球を放てるのは天性のもの。
この日はタイムリーを含む4打数2安打という内容。長打だけでなく、打率にも期待できそうな状態だ。
どこか打撃のコツを掴んだのではないか、というほど打ちまくっている。畠山2軍コーチをはじめ、内川聖一らの存在も参考になっているに違いない。今季はこの男の覚醒が楽しみでならない。
試合前には新入団選手の発表が行われました。ドラフト入団選手をはじめ、宮台康平投手や内川聖一選手らの移籍組も含まれます。
セレモニー後のトークショーでは新加入の田口投手らが加わり、和やかなムードで勧められました。
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/25519
ヤクルト0-6ロッテ@ロッテ浦和
高橋奎二が先発して4回4失点。ルーキー木澤がリリーフに登板、2回を3安打2失点という内容。
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/25520
2021/03/15
yoshi-kky
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