ヤクルトのドラフト1位ルーキー・奥川恭伸が24日、西武線(カーミニーク)で登板した。今季6試合目の先発登板は、5回1失点という上々の内容。1軍デビューの時期について考察
ヤクルトのドラフト1位ルーキー・奥川恭伸がイースタンリーグの西武線(カーミニーク)で登板し、5回4安打1失点という内容だった。
立ち上がりから持ち味のスプリットやスライダーが冴え、三振を奪っていった。
3回には打ち取った打球をレフトの濱田太貴が捕れない(記録は二塁打)というシーンもあったが、強力な西武の2軍打線を相手に危なげない投球を見せた。
今季の奥川はイースタンリーグで6試合、すべてに先発登板。ここまでの登板は最長3回で、初めて先発投手の責任投球回をクリアした。
開幕前から、高津臣吾監督をはじめとする首脳陣は早期の1軍デビューを目指してきた。チームは2年連続の最下位が濃厚で、登板機会を用意することに支障はないが、2か月間怪我でノースロー調整を続けてきた奥川にとって、1軍デビューは時期尚早ではないか、と個人的には思う。
1軍デビューが実現するとしたら、11月10日の広島戦(神宮)、あるいは11月3~5日の阪神戦(阪神甲子園球場)あたりが現実的ではないかと思う。シーズン後にはフェニックスリーグも控えており、実戦経験の場は用意されている。黄金ルーキーの今後の動向に期待だ。
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2020/10/24
yoshi-kky