11/06 廣岡が決勝スクイズ!チグハグ継投で負の連鎖 ヤクルト5-4中日 @ナゴヤドーム

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2020/11/06 ヤクルト5-4中日 @ナゴヤドーム 第24回戦 7勝15敗2分 16,507人 廣岡が決勝スクイズ!チグハグ継投で負の連鎖

スコア

ヤクルト 200 100 100 1 R5 H6 E1

中日   000 020 020 0 R4 H9 E1

勝:マクガフ(4勝1敗) S:石山泰稚(3勝2敗19S) 負:谷元

本塁打

ヤクルト:塩見泰隆 7号2ラン(1回)、廣岡大志 7号ソロ(4回)

中日:平田

バッテリー

ヤクルト:高橋奎二原樹理清水昇、マクガフ、石山泰稚‐中村悠平

中日:吉見、ロドリゲス、藤嶋、清水、ゴンサレス、祖父江、又吉、谷元‐木下、桂

寸評

廣岡が決勝スクイズ!

廣岡が価値ある決勝スクイズを決めた。

同点の延長10回表、一死一・三塁から一塁線に転がる絶妙なスクイズ。三塁ランナー村上のスタートもよく、1点勝ち越しに成功した。

4回には追加点となるソロ本塁打を放っており、先日の代打ホームランに続いて、打撃好調。シーズンではベンチを温める機会が多いが、外野での出場を契機にバッティングが上向いている。

来期こそは、秘めた才能を開花してもらいたい。

チグハグ継投でホールド逃す

なんだか意図の分からない継投策で、先制のリードを守れなかった。

先発高橋が降板後、第二先発の原が2イニングをゼロに抑える。

定石なら8回は最優秀中継ぎのかかる清水が登板するべきである。しかし、何故かベンチは原の続投を選択(直前の回ではそのまま打席に立った)。二死からランナーを出して二死一塁の場面で清水が登板するが、清水の回途中の出番は開幕戦6/19以来。慣れていない途中登板でリードを守れず、せっかくのホールド機会も逸してしまった。

分からないのが、何故二死一塁から清水を起用したのか。ホールドを狙うなら8回は頭から行くべき(そもそも6回ぐらいに楽に1死でホールドだけ貰うのがいくべきだが)。少なくとも二死走者なしで清水を出さなかったのに、わざわざ走者を置いて清水を出すのは意味が分からないというか、一貫性がないと言わざるをえない。定石ではない戦略をとって失敗したのでは、これは投手ではなく首脳陣の責任だ。

結局清水は2試合続けてホールド機会を逸してしまったが、こんな継投をされてしまっては持ち味も十分に出せまい。

幸いにして、ヤクルトは残り3試合を残してトップを走る祖父江と福とは1HP差。今日のようにホールドチャンスを作るのも難しいチーム状況ではあるが、次の機会があればしっかりとホールドを稼いでもらいたい。

高津監督はこの継投に関して「タイトルは気にしていない」としたが、清水自身のモチベーションを考えてもらいたい。

先発高橋奎二は快投

9/10以来の一軍登板となった高橋は、5回を投げて98球6被安打7奪三振の内容。

ファームでの好投そのままに、立ち上がりから力で攻めたピッチングだった。チェンジアップやカーブなど緩い球も効果的で、緩急も有効。ただ、立ち上がりから飛ばしすぎて5回には少しばてた感じで2点を失ってしまった。責任投球回をまっとうするが、リリーフがリードを守れず2勝目はならず。

それでも、シーズン最終戦にこの登板は上出来だろう。来季はローテーション投手として、序盤からこの投球を続けてもらいたいところ。

外部リンク

https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2020110601

公示

登録

原樹理、高橋奎二

抹消

大下佑馬金久保優斗

予告先発

2020/11/07 対巨人 @東京ドーム

ヤクルト:小川泰弘

巨人:今村

脚注

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